それぞれの不満をどう解決するか

職場への不満の理由として、日本独特の雇用制度への不満が多く挙げられると言われています。年功序列や終身雇用などの制度だけでなく、その部署のプロとして扱われるべき人材が、総合職扱いで部署をたらい回しにされる現状があることに、不満を大きく募らせているようです。

このような場合での不満は、専門職として職に就くはずが、いつの間にか会社に就いているようになっているからだと考えられます。職に就く就職ではなく会社に就く就社だと、会社の指示で自分のやりたい仕事とは違う仕事をする部署に配属されることになります。

ここで多くの社員が不満を漏らすようになるのです。本来やりたかった仕事ができない状況下で働くことになるため、エンゲージメント、所謂やる気が削がれてしまうということです。また、ようやく現在の部署に慣れてきた矢先に違う部署へ異動の指示が出され、再び慣れない部署で働かされるというのも一つの不満要因となっています。

また、会社内でのコミュニケーション能力を重視している傾向にあるのも、自分の働く環境として適しているか大いに関係しています。会社の人間と良好な関係を築くためにコミュニケーションを取ることは大切なことではあるものの、中には積極的に話せない方や緊張して上手く話せない方も多く、そのストレスが不満に繋がる場合もあるのではないでしょうか。

また、大変なのは一般社員だけではありません。中間管理職の業務量が多すぎることも大きな不満として挙げられています。複数の仕事をひっきりなしにこなさなければならないため、体を壊しかねません。このように、職場への不満といってもさまざまな不満が存在しているため、あまり改善がなされない現状があります。